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多くの介護施設では介護職員が不足しているため、退職の相談をすると引き止められることが多くあります。
周囲も休日が減ったり有給が取れない可能性が出てくるため退職希望者を引き止めるのに必死です。私が働いていた施設でも上司が「新人が辞めると私たちが大変だからあまり厳しくしないようにしよう」と話していました。
介護職の多くは交代勤務でまわっているため、退職をすることで勤務表を作る際に支障が出てきてしまいます。
例え職員が不足していても他フロアの職員の異動で調整ができればいいですが、欠員が出てしまう施設がほとんどです。施設は新しい職員を採用する関係上、退職の相談をしても数か月先まで待てないかとお願いされることが多くあります。
私の先輩も人手不足なことから半年ほど退職を引きのばされていました。
そのため、介護職の退職をする際は3カ月以上前に上司に相談をした方がスムーズに退職受理をしてくれます。
退職する方はいいですが、勤務変更や休日出勤をする周りのことも考えて行動するようにしましょう。
急な退職の場合は納得のいく退職理由を
ですが急な体調不良等で3カ月以上前に退職の相談ができない場合もあります。特に未経験者はどうしても仕事が合わなかったり人間関係に耐え切れないこともあるでしょう。
その場合は上司や周囲が納得のいく退職理由であれば退職受理をしてくれます。
ボーナスの支給や相談後の職場の居づらさを考えると3カ月以上も前に退職の相談ができない方もいます。その場合は作り話でも構わないので上司や周囲が納得のいく退職理由を考えて下さい。
納得のいく退職理由って?
納得のいく退職理由であげられるのは家族の看病や引っ越し、病気等です。それでも勤務表を調整する関係や他の職員に異動を依頼する関係上、最低でも一か月以上前には退職の相談をして下さい。
あなたが急に退職をすることで休日出勤をする職員が出てくる可能性があります。また、介護職を最低限の人数でまわしている介護施設もあります。その場合、大切な用事があってもあなたの急な退職による勤務変更で用事のキャンセルを余儀なくされることになります。
病気や体調不良で仕事ができない状態でしたら仕方がありませんが、円満退職をするためにもできる限り3カ月以上前に相談するようにして下さい。
できるだけ円満退職を!
介護業界では「もう辞めるから関係ない」という言葉は通用しません。その理由として多くの方が退職後に同じ介護職に転職しているからです。
あなたが今後も介護職として働く場合は、同じ介護業界で世間は狭いため、あなたの評価が転職先の職員の耳に入ることもあります。また、近い将来退職先の職員と転職等をきっかけに再会する可能性も大いにあります。(私が働いていた施設でも3人ほど再会をしている人がいます)。
介護職として働き続ける限りは退職先の職員といつ再会するか分かりません。そのため、介護職は円満退職に配慮をすることが、今後も介護士として活躍し続けるためにも大切になります。
病気などの特別な事情以外は早期退職でもできる限りの配慮が必要です。
また、「1~2年くらい働いたら辞める」と考えるのであれば、まだ独り立ちしていない試用期間中に辞めることがおすすめです。その理由は独り立ちをしてしまうと変則勤務をしている関係上仕事が辞めにくくなってしまうからです。
前項でもお話しましたが、介護職に退職者が出てくると人員調整や勤務変更などがあるためなかなかすぐに退職処理がされないのです。そのため、退職するのであれば1~2年後でなく、まだ変則勤務が配置されてない試用期間中の方がスムーズに退職ができますし未練も残りません。
介護職は1年以上働いていると係などの役割分担を任されるようになるため、引き継ぎ等の関係でかえって辞めにくい状況を作ってしまいます。
自分のためにも、そして職場や周りの職員たちのためにも、本当に合わなければきっぱりと試用期間中に早く退職しましょう。
介護職はいくらでも求人があるためまた出直せばいいだけの話です。そんな話はどこの介護施設でもあることなので全然気にする必要はありません。
ただ、一般企業とは違い、特に介護職の退職は「自分だけの問題」では済まされないため、周囲のことを考えたうえで行動をするようにして下さい。
退職時の周囲への配慮は、将来あなたが安心して働くことにつながります。誰でもいつでもなれる介護職だからこそ、自分の可能性を大切にしていきましょう。

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