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介護職でよくあることを知ると、効率良く仕事ができたりトラブルなどを事前に防ぐことができます。また、共感できる内容も探してもらいながら、「あるある~」とうなずいて頂けると嬉しいです。
食事介護あるある!4選
では、まず食事介護でのあるあるをご紹介したいと思います。
1、ごはんとおかずをかき混ぜる
まずよくあるのが、ごはんとおかずをかき混ぜることです。これは子どもがカレーライスを食べる時に、ごはんとカレーを混ぜ合わせる感覚と似ています。
かき混ぜた方が食べやすいだろうと思うのでしょう。私も新人の頃よくしていましたが、大人が食べるものとして決してきれいな光景ではありません。
流動食などのように、液体状になっていれば別ですが、常食になっているものをわざわざかき混ぜるのは、下品であり利用者への敬意が欠けています。
利用者が希望しているなら構いませんが、そうでなければ、ごはんとおかずをかき混ぜて介護するようなことはやめましょう。介護職としての品格も問われます。
2、エプロンが垂れ下がらないようコップで押さえる
続いてよくあるのが、エプロンが垂れ下がらないように、コップで押さえておくことです。これは便利なことのように思いますが、立派な拘束になる行為です。
例え体が動かせない利用者でも、エプロンでコップを押さえることで行動が抑制されます。介護者にとってはエプロンが垂れ下がらないため便利かもしれませんが、利用者にとっては苦痛な状況です。
自分たちがよかれと思うことでも、利用者の気持ちに立って行動することが大切です。
今までコップでエプロンを押さえていた方は、今日から辞めるようにしましょう。自分がされたら嫌なはずです。
3、吸い飲みにみそ汁を入れる
続いてあるのが、吸い飲みにみそ汁を入れることです。吸い飲みは基本的にお茶や水を入れる容器です。
確かにみそ汁もお茶と同じように水分かもしれませんが「献立」として出されているものです。どんなに介護しやすくても、吸い飲みに入れる方法は間違っています。同じ介護士として見苦しい光景なのでやめましょう。
介護しやすければ、何をしてもいいというものではありません。物には目的や使用方法があります。決められた物は決められた方法で使用していきましょう。
4、急いで口に含ませようとする
最後によくあるのが残り数口になると、急いで口に含ませようとすることです。次の仕事もあって忙しいのは分かりますが、それは利用者にとって関係ないことです。
最後まで自分のペースで食事をしたいのが人間の心理でしょう。利用者の立場になり、気持ち良く食事介護をすることは、介護職として基本的なことです。最後まで利用者のペースで介護を行い、満足した食事介護ができるようにしましょう。
食事介護あるある・まとめ
いかがでしたか?食事介護のあるあるは、時として介護士のあり方まで問われることがあります。介護士にとって、やりやすいことが必ずしも利用者にとって望ましいこととは限りません。
食事介護の役割、そして介護用具などの使用目的に配慮して、利用者や家族にとって気持ちの良い食事介護を行いましょう。
入浴介助あるある!5選
入浴介助は「浴室」という普段とは違う環境で仕事を行うため、自分の違った一面に気付くことができます。また、そういった気付きは仕事を成長させるきっかけも作るでしょう。
では、入浴介助のあるあるをお伝えしたいと思います。
1、利用者の髪のことを「お髪」と言う
まず一つ目が、利用者の髪のことを「お髪」と話すことです。お顔とかお手は日常でも聞きなじんでいるのでまだ理解できますが、お髪と言うのは介護職だけなのではないでしょうか?
敬意を持って話すのは分かりますが、お髪はやはりおかしいなと思ってしまいます。それでも「髪」と言うより丁寧な印象があるのでみんな使っているのが特徴です。
2、利用者の髪の毛がTシャツに付く
二つ目のあるあるは、利用者の髪の毛がTシャツに付くことです。入浴介助は動きやすさからTシャツを着て介護を行います。おそらく衣服の着脱介護をしてる時に自然と落ちて付くのでしょう。
入浴介助の後、着替える時に紺や黒のTシャツにはいつも利用者の白髪が数本付いていました。
高齢者は髪の毛の抜けやすい方が多いため、これから介護職を始める方は覚悟しておいた方がいいでしょう。
また皮膚の角質が、はがれ落ちたものも付着することがあります。見た目はフケのような感じですがそれはあなたのフケではなく利用者の皮膚の角質です。
これらは介護職をしていれば避けて通れないことなので覚悟しておきましょう。
3、ズボンの裾を上げる
三つ目のあるあるは、ズボンの裾を上げることです。確かに浴室や脱衣所は暑いかもしれませんが、ズボンの裾を上げるのは介護士としての品格が欠けます。快適なのは介護者本人だけで、利用者や家族が見ればだらしなく思うだけです。
せっかく仕事ができても、介護者としての誠意が伝わりません。私も元介護職なので、入浴介助の暑さは十分わかります。ですが介護職としてのあり方というのがあります。入浴介助の時は、ズボンの裾を上げないで仕事を行いましょう。
4、排便
4つ目のあるあるは、利用者が機械浴槽に入った瞬間に排便をすることです。機械浴槽は排便が混ざると故障してしまうため、すぐに浴槽から出てもらいます。
そして浴槽内の掃除をするため手間がかかるのです。特に後から利用者が待っている場合は、時間配分も考えながら動かないといけないため大変です。
介護職は、こういったアクシデントにも手際よく対処する必要があります。
5、入浴拒否
最後のあるあるは入浴拒否の利用者への対応です。おそらくどの介護サービスにも、必ずこういった利用者がいるのではないでしょうか?
入浴拒否者への対応は、利用者によって違いますが、仕事なので入浴させないわけにはいきません。
特に2回以上入浴拒否が続けば、相談員対応になります。介護職は入浴拒否者の背景を理解し、理解を得られる言葉掛けを考えていく必要があります。
先輩などに相談し改善策を考えていきましょう。
入浴介助あるある・まとめ
いかがでしたか?
入浴介助は体を洗ったり浴槽に入るため、普段の介護にはない「あるある」があります。
ですが中には、介護職の品格に欠けるものもあります。
排泄介護あるある!3選
排泄介護は私たちが日常でなかなか行わない、他人の排泄物の処理を行います。苦手意識を持つ方も、もちろんいますが、排泄介護についての知識を知ることで心構えもできるでしょう。
では早速、あなたも気になる排泄介護のあるあるについてお伝えしたいと思います。
1、手から排泄物の臭いが取れない
排泄介護は、感染防止や衛生面を考えてゴム手袋を着用します。ですが排便の介護後は例え手を洗っても排便の臭いが抜けないことがあります。
新人職員は忙しいのでなかなか気付きませんが、仕事に慣れた頃にふと気付くことが多いでしょう。
ですが、手をきちんと洗っていれば感染の問題はないので安心して下さい。最初は気になるかもしれませんが何回か手を洗ううちに自然と臭いが抜けていきます。
どうしても気になる場合は仕事後に臭い付きのハンドクリームを塗って気を紛らわすのも大事です。
排泄物の臭いは、誰でも慣れてくるものなので安心して下さい。
2、おむつ交換中に失禁する
これは介護職をしてる方なら一度は経験したことだと思います。おむつ交換時に、お尻を拭くのに横を向いてもらった瞬間に失禁してしまうのです。
この時、何もしていないとシーツや衣服が濡れてしまうため、お尻拭きで抑えたりして汚染しないように配慮しています。
慣れれば、利用者の行動が予測できるため迅速な対応が取れますが、慣れていないと必ず汚染させてしまうため覚悟が必要かもしれません。
また、失禁で汚染させないようにするためには、手際よくおむつ交換を行うことも大切です。そうすることで汚染する隙がなくなります。
おむつ交換中の失禁を防ぐためにも、技術の向上と迅速な対応が取れるようにしましょう。
3、トイレ介護直後に、再度介護を依頼する
排泄介護はおむつ交換だけでなくトイレ介護も行います。中には自分でトイレ移動ができないため、介護を行い便座まで移動しますが、そういった介護を要する利用者に限って排泄後に尿、便意の訴えをしてきます。
介護者側からすれば「一度で済ませてくれ」と言いたい所ですが、排泄は自然現象なので仕方ありません。介護拒否をすればそれは虐待になってしまいます。
どうしてもこういったことが続く場合は、上司に相談をして利用者の説得をしてもらう必要もあります。人間なのである程度気持ちをくみ取ることも必要ですが、効率良く仕事を行うことも大切です。先輩や上司とも相談をして、お互いにとって最善の方法を考えていきましょう。
排泄介護あるある・まとめ
いかがでしたか?排泄介護は利用者あっての仕事なのでやむを得ないことがあります。
手の臭いは手洗いでなくなりますが、おむつ交換時の失禁は手際良く行わないとシーツや衣類を汚染させてしまいます。また、トイレ介護直後の介護依頼も周りの職員と相談しないと改善できないため、チームワークが大切です。
排泄介護を気持ち良く行うためにも効率良く、そして職員と協力して介護課題を解決していく姿勢を持ちましょう。
夜勤あるある!3選
夜勤業務は利用者が寝ている時間に働くため、日中とは違う雰囲気なのも特徴です。特に未経験者は夜勤業務の特徴が分からないため不安を持つ方も多いでしょう。
そこで、夜勤業務のあるあるについてもご紹介したいと思います。ぜひ介護職の夜勤業務を知って備えて下さい。
1、用事がない時もナースコールを押す
日中は、職員や利用者に囲まれているため、それほど寂しさを感じませんが、夜間になると急に人恋しくなってナースコールで職員を呼ぶ利用者がいます。
ナースコールの用事も「寂しくて」と正直に話す方もいますが「眠れない」、「今何時?」などと用事を作って呼ぶ方もいます。
一見用事があるように思いますが、何度も同じ訴えをする場合は「寂しいのかな」と考える必要があるでしょう。
そういった場合、ただ対応するのではなく少し話を聞いたり側にいてあげるだけで違います。利用者の言葉を信じることも大切ですが、その背景にある事情もふまえて考えられるようにしましょう。
2、ナースコールの幻聴がある
ちょっと怖いかもしれませんが、夜勤をしているとナースコールの音に敏感になるため、よく鳴ってもいないのにナースコールの音が聞こえることがあります。
これは一種の職業病かもしれません。夜勤中でもナースコールが鳴っていないのに、急に受話器を取ろうとしてしまいます。また、夜勤後に帰宅した後も、ナースコールの幻聴が抜けないこともあります。
私は、帰宅後もどこか遠くでナースコールが鳴っている余韻がありました。仕事中でないため、それだけナースコールへのストレスも感じていました。
人それぞれ症状の度合いは違いますが、ナースコールの幻聴が気になる場合は、意識的に気持ちを別の所へ向けることが大切です。
そうすることで、ナースコールの幻聴が忘れられるでしょう。また、あなた自信が疲れていることもあるため、休息を取ることも大切です。
3、車いすのブレーキが解除してある
夜勤中に巡視をすると、利用者の車いすの位置が変わっているうえ、ブレーキが解除してあることがあります。
これはトイレへ行くのに利用者が車いすを使ったからという理由なのですが、利用者の多くは車いすのブレーキをしていません。ブレーキをしていないと次に車いすへ移動する際に転倒事故を起こします。
夜間は足元も暗いため、転倒事故を起こしやすいのも特徴です。車いす使用後にブレーキをかけない利用者は多いため、夜勤をする際はブレーキ確認も必ず行うようにしましょう。
夜勤あるある・まとめ
いかがでしたか?夜勤勤務は日中のように職員がいないからこそ、利用者の特徴をしっかり把握する必要があります。
また、ナースコールの幻聴も職業病としてあるため、意識的に気持ちをそらすなどして上手く付き合っていくことが大切です。
夜勤業務は職員も少なく利用者も寝ているため、仕事に慣れればストレスもたまりません。ぜひご紹介した3つの夜勤あるあるを参考に、早く夜勤に慣れてしまいましょう。

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